CEO blog

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【2017年年頭挨拶】

2017.01.05

 新年あけましておめでとうございます。

2017年を無事迎えることが出来ましたこと、心から嬉く同時に深く感謝申し上げます。

 

 さて簡単にですが2016年を振り返ってみましょう。2016年は例年以上に新しいチャレンジの日々でした。

 

 リバードコーポレーション(RCO)として2年間の製品開発と準備期間を経て田中部長・櫨課長・本部係長・RBDヘマヨットと連携しバングラデシュからのジュートロープ輸入がスタートしました。高級誘引紐という位置付けにて早速中嶋AMを中心とし試験販売が始まりました。これは半世紀以上前に川口義治商店として行っていたまさに”原点回帰”の商いとなります。

 同時に新型イチゴトレー・トリプルスリーの開発及び販売もスタートし、現段階でも第二弾・第三弾商品の販売準備もすすめています。

 

 ケイビーシー(KBC)としては年始早々の北米視察から、7月にはRIVERD USA INCをアメリカ・サンディエゴにて設立し、9月よりRIVERD MEXICO PLANTをKBC第二工場としてメキシコ・ティファナにて稼働開始。山田EVPを中心に、田中部長と現地新しいメンバーと共に抜群のチームワークのもと、量産体制の確立まで辿り着いています。

 更にKBC鳥取工場はまさに未曾有の大量受注を受けながら、山崎工場長・前橋次長・永田課長を中心に社員全員一丸となり現在も皆でその生産をおこなう毎日であり、未だかつてない生産を実行し続ける姿にまさに感謝の一言です。

 

 川口ペット事業部(KPT)としては、とっとり匠の杜工房(TTK)に最新充填機械導入を含め大きな投資をおこないました。これら機械は日本国内でまだ2社目ということで、弊社にとって設備投資を含めて大きなチャレンジですが、同時に大きな武器となると期待しています。現在までのところ順調に受注を受けていますが、山崎執行役員を中心に更に全国へ拡販展開をすすめていきます。これもまた他社で簡単には作れない弊社オリジナル商品です。

 

 さてそれではこの2017年をどう進めていくのか。

まずは2016年キックオフミーティングで掲げた本年度のキャッチフレーズ「プロフェッショナリズム」を残り3か月で確立することであります。全従業員のプロ意識を高めること、プライドを持った仕事をすること、そして各分野のプロとして何が出来るかを意識し理解を深めることが大事であると考えます。それは即ち志事(しごと)をするということです。

 

 その上で、キックオフミーティングで同様に掲げた「KAWAGUCHI STYLE」の確立。このスタイルとは即ち川口グループの強みです。その強みとは即ち唯一無二であるということです。我々川口グループでしか出来ないものを作り上げることが「KAWAGUCHI STYLE」の確立であると考えます。

 

「KAWAGUCHI STYLE」=「強み」=「唯一無二」

 

 現在までに私自身が考える「KAWAGUCHI STYLE」とは下記の部分です。5項目全てに「他社に無い・・・」「他社に負けない・・・」というフレーズから呼んでもらえると理解し易いですね。例えば①は「①他社にない圧倒的スピード」という感じです。

 

① 圧倒的スピード

② 製販一体型グループ企業

③ グループ内チームワーク

④ 終わりなきKAIZEN活動

⑤ まず実践してみる経営哲学

 

 これらを行っていくことが2017年の新しいチャレンジになると同時に、これらを具現化出来ることが我々が生き残っていく大きな武器となるはずです。

 

 それではこれらとはどういうものなのか?分かりやすい事例を一つあげます。2017年TTK(KBC)はFSSC22000認証取得に向け動きます。このFSSC22000とは、食品製造のあらゆる分野で世界基準のトップレベル工場であるという認証であり、これを取得することによりTTKで製造したものは世界各国へ輸出出来る基準を満たすことになります。

 現在の日本の食品製造レベルは世界トップレベルですが、実は食品製造基準は先進国でもかなり低いレベルにあります。しかし2020年東京オリンピックに向け間違いなくこれらの分野も世界基準まで満たさなければという動きが日本全国で活発化するでしょう。

 そしてこのFSSC22000が取得出来れば、ペットフード製造業で言えば日本国内二番目の偉業となります。それらの時代がやってきたとき、これ認証は弊社にとって大きな大きな武器となるでしょう。

 

 もちろん取得が我々のゴールではなくその先に真のゴールがあります。

それはまずRCOがまず長年お付き合いしてきた地域農協様を含め生産者様より最高の原材料を仕入れ、モノ創りを極めたKBCの技術力とTTKの生産力で最高の製品を創りあげ、KPT・RCOのルートを使い販売すると同時に、RUS・RBD・長く工場のあった中国等諸外国へ輸出販売をすすめていく。

 

 これらが2017年の外部戦略の軸として考えています。

 

 内部戦略の軸は「プロフェッショナル人財育成&ITシステム改革元年」です。例年以上に積極的にリクルーティング活動を行い、セミナー等外部機関への参加推進することによっての人財育成を掲げます。川口グループの全てと言っていいこの人財を大切に、そして成長させることが会社にとっての責務と考えております。

 

 しかしながらここ近年リクルーティング人財確保は全国的に困難を極めており、これは川口グループも例外ではありません。そしてこれから先、人財不足は全ての企業にとって避けて通れない大きな問題です。人財不足は結果的に一人一人の業務負担過多により、残業の増加や有休が取りにくいという職場環境の悪化となり、最終的に経営悪化になっていくでしょう。

 これをクリアするための次のキーワードがITシステム改革元年というものです。2017年川口グループは大規模なITシステム改革に取り組みます。これにより全てのシステム効率化をはかり近い将来の人財不足時代に対応していくという戦略になります。そしてこれは一人一人の従業員の負担過多の解消に繋がるべき大きな武器となると私は信じています。

 

 この「プロフェッショナル人財育成&ITシステム改革」が達成されたとき、我々川口グループは全国レベルの企業に飛躍出来るでしょう。

 

 これらが2017年の我々のチャレンジでありゴールであると考えています。同時にこれらはまさに弊社しか出来ない挑戦であると確信を持っています。即ちこれが「KAWAGUCHI STYLE」です。弊社の「強み」であり「唯一無二」である弊社だけが出来るチャレンジであるからです。

 

 これが私の掲げる「KAWAGUCHI STYLE」です。本年は今まで以上に、川口グループでしか出来ないことを推し進めていきます。これを確立するにはやはりプロフェッショナリズムが大きなポイントとなるでしょう。しかし皆がプロフェッショナリズムを持った志事(しごと)を行う事が出来たときが、「KAWAGUCHI STYLE」の完成に一歩近づくときでしょう。

 

 2017年また新しい年が始まります。例年と変わらないのは、我々川口グループは攻め続けるということです。現状維持とは企業の衰退です。新しい世界と可能性が直ぐ目の前に来ています。それを掴むために、前に、前に、共に進んでいきましょう!従業員の皆様、本年も宜しくお願い致します!!

 

2017年1月5日

川口グループ 代表取締役 川口大輔

【君の名は。】

2016.12.17

 先日のことですが、出張の飛行機内にて遅ればせながら「君の名は。」を見ることが出来ました。誰もが知る今年最大の超話題作であることと、たまたまその出張の直前に、NHKクローズアップ現代にて “想定外!?「君の名は。」メガヒットの謎” という番組を見た後ということもあり、個人的にちょっとハードルの上がった状態でしたが。

 

 早速ですが映画を見た印象は、、、さすが超話題作、本当に面白かったですね。

 

 こういう超話題作はこちら見る側のハードルも当然かなり上がっているので、がっかりするかもなぁということ、つまんなくて寝るのが関の山かなと思いながら見ましたが、最後まで集中して見てしましました。

 

 個人的に映画の面白さの基準の一つとして、中だるみがあるか否かというのが重要なポイントですが、全く眠くなる余地もなく久々に最後までワクワクしながら見た映画でしたね。実は私はほとんど邦画自体を見ないんですけど、これは間違いなく秀作でした。

 

 既に200億円の興行収入を突破したこの映画の背景として面白いのは、監督の新海誠氏が一般的にほぼほぼ無名であり、過去作品の最高興行収入は約1.3億円。映画の内容は完全にオリジナルストーリー。そしてSNSなどの口コミで広がりながらCM等を使っていない中でのここまでの大ヒット。全てが今までの常識を超越した流れです。

 監督本人は10代20代に見てほしいという思いで制作したこの映画、上映スタートから時間が経過した今、圧倒的に40代以上が増えてきているようです。

 

 あまりここで語るとこれから見る方も沢山いらっしゃるでしょうからほどほどにしますが、かなり楽しめる作品だと私は思いました。まぁ、こういうヒット作にいちゃもんつけたがる玄人っぽい人たちを除いてですがね(笑)

 

 私自身、映画好きで年間それなりの本数の映画を見ますが、2016年のトップかもですね。あと、あえていえば、『The Man Who Knew Infinity(邦題: 奇蹟がくれた数式)』 これも本当に良い映画でした。私の2016年のおすすめ映画はこの二本です。是非時間があれば見てほしいですね。

 

 さてこの12月15日は、いよいよ 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 の全世界同時公開となりました。映画ファン、スターウォーズファンにはたまらないシリーズ最新作です。こういった大作は出来れば飛行機内ではなく、IMAX映画館で見たいですね。鳥取にIMAXが来る日はあるのか・・・という感じですが・・・。

 

 さてさて話を「君の名は。」に戻しますが、見て損はしないレベルの良い作品だと思います。ちなみにこの映画、2回目を見たいという人が続出しているらしい。色々な意味が沢山込められている内容なのでその気持ちは大いに理解出来ますね。それだけ深い価値のある映画なのでしょう。

 

 皆さん年末年始の御時間ある際に見てみてください。

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【川口グループ クリスマスパーティー】

2016.12.11

 12月10日(土)鳥取市内グリーンハウスにて、「2016年度 川口グループ クリスマスパーティー」を開催致しました。

 

 例年はグループ総務課が中心の行事ですが、今年はKawaguchi 30s Powerメンバーが主体となりました。彼らが綿密に準備に準備を重ねたことにより、今年は例年以上に催し物有り、笑い有り、ライブ有り、感動有り、豪華クリスマスプレゼント有り、そして何より皆の笑顔と共に楽しく大いに盛り上がりました。

 

 今回特に嬉しかったのが、中部営業所・米子営業所・出雲営業所のメンバーもホテル宿泊で最後まで参加してくれたことです。やはり鳥取市のメンバー以外は、普段なかなか交流が薄くなりがちですが、こういった機会があると本当にチームワークが強固になります。本当にいつも思いますが、社員同士が親しくなるというのは何よりも経営者冥利につきますね。

 

 パーティーも終盤になり、恒例のビンゴ大会。昨年はサプライズでの川口賞ということで「大型TV」が贈られましたが、今年は正直悩みました。同じTVでは芸がないし、、、家電でTV以上のインパクトもないでしょうし、、、っということで、今年は「ペアで行く!豪華宿3ヶ所から選べる温泉旅行!!」に決定しました。

 

「湯村温泉 井筒屋」

「有馬温泉 月光園 游月山荘」

「玉造温泉 曲水の庭 ホテル玉泉 楽天楼」

 

 この幸運を射止めた、ケイビーシー㈱坂本さんおめでとうございます!!日頃の仕事の疲れを癒し、ゆっくり温泉と美味しい食事を楽しんで来て下さいね!って言いたいところですが、受賞挨拶で「素晴らしい賞なので、両親に贈ります!」とのスピーチで、私を含めて参加者全員から感動の拍手が巻き起こりました。私まで感動させられたスピーチでした。坂本さん、おめでとうございました!!

 

 さてさて今年も残り三週間程となりました。去年のクリスマスパーティーを思い出すと、この一年のスピードを痛感します。

まだまだ忙しい日々が続きますが、我が社員達にとって束の間の休息となったでしょうか。いつも激務で、さらに今年は例年以上に忙しい日々が続いてますが、皆の頑張りに心から感謝の気持ちで一杯です。そんな中、パーティーでの参加者の笑顔を見てると少しだけ救われます。

 

本当に一人一人が素晴らしいメンバーです。皆のお蔭で今年もクリスマスパーティーを開催出来たことに心から言いたい言葉は一つです。

 

「いつもありがとう!」

 

皆さん一人一人にも素晴らしいクリスマスが来ることを祈ってます!!

 

The gift of love.
The gift of peace.
The gift of happiness.
May all these be yours at Christmas.

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