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【Dia de las Madre 母の日 in メキシコ】

2017.05.11

 世界中の誰でも「母の日」は知っていると思います。そして世界中の皆さんにとってほとんどの国では5月第二日曜日が「母の日」ですよね。しかしここメキシコでは5月10日と決まっています。なんでも1922年に、とある新聞社が5月10日を「母の日」にしよう!ってことでスタートしたようです。だからなのか分かりませんが内容も他の国とは少し違う模様。

 

 まず他国と比較してはメキシコの「母の日」は、とにかく大きなイベントです。1年でも最も大きなイベントの一つのようです。日本はもちろんアメリカより盛大に祝うほどですから。

 さてさてせっかくそのタイミングでメキシコいるので郷に入っては郷に従え。その辺は結構柔軟性があるというか楽しみたい性格なので、早速朝からメキシコ人責任者のサルバドールと一緒にショッピング。二人でプレゼント用のバラの花束とチョコレートを購入。メキシコではこれが基本プレゼントらしい。ふむふむ、勉強になる。

 言われてみると、ストリートには如何にも「母の日」用の商品が並んだ屋台みたいなお店が、軒並み並んでいます。日本の花見の屋台に近い感じですかね。

 

 そしてランチは現地メキシカンワーカーの方々と一緒にタコスランチの予定としているようで、買い物ついでにサルバドールとお店を予約。今日はサルバードルのチョイスでCarnitas Tacosのタコスタンドの店。Carnitas(カニータス)とは豚肉のタコスで、個人的にめっちゃ好きなのでラッキーとばかりに気持ちもあがる。サルバドール、GOOD JOB!(笑)

 

 さてさて午前中の仕事をこなしお昼ととなり皆でそこに移動。さあ、タコランチ。初めての店でしたが、う~ん、うまい!!いつも思いますが、メキシコ・ティファナで食べるタコスは本当に絶品。ここから10キロほどでアメリカ国境超えサンディエゴで食べるタコスとは比べ物にならないくらいここのはうまい。しかしサンディエゴもそこより200キロほど北上したロサンゼルスのタコスに比べると全然うまい。やっぱ本場がうまいのは当然ですが、単純そうで不思議な食べ物ですねぇ。

 ちなみに我が家は定期的にTacos作って家族で食べます。しかしなかなか再現出来ないのがこの単純そうな料理の難しいところ。やっぱトリティアは手作りなんだろうな~って思う今日この頃です。

 

 まぁ、そんなことはどうでもいいんですが、写真のとおり皆で大盛り上がり楽しいランチになりました。私も片言のスペイン語を駆使しなんとかコミュニケーションを図ろうとしながらでしたが、彼らは言葉通じなくっても盛り上がれる民族性。ラテン系だな~って感じです(笑)。そしてやっぱり皆でわいわい食べるランチは格別です。メキシカンって本当に底抜けに明るいから、一緒にいて楽しいんですよね。いつも笑顔で声がでかくって、笑い声も豪快で。外の天気のように突き抜けるような明るさです。

 

 結局母の日というよりは、単にタコスを食べに来たみたいになりましたが、本当に楽しい時間でした。彼女たちといると元気になれるっていうか、明るくなれるんですよね。もちろん個人個人いろいろ大変なことを抱えて生きているんでしょうが、それを全く見せないのがメキシカンの素敵なところです。やっぱり人生は楽しんだもの勝ちだなって痛感させられますよ。

 幸せの価値観も千差万別でしょうけど、彼女たちってほんと幸せそうなんですよね~。見習わないとです。

 

 そんな感じのランチでしたが、写真から皆さんに楽しそうな雰囲気が伝わると嬉しいです!!

 

 Feliz día de las Madres!! (ハッピー・マザーズデー)

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【海外からグループメンバー来鳥】

2017.04.24

 先週は「川口グループ キックオフミーティング ウィーク」ということもあり、RIVERD BANGLADESH ltd所属バングラデシュ人スタッフのHemayetさん、RIVERD USA Inc所属アメリカ人スタッフのRachelさんが鳥取に訪問してくれました。

 

 Hemayetさんは1年半ぶり二度目の来鳥、Rachelさんは初めての来鳥ということで、共に期待と不安の中での訪問だったようですが、それ以上に弊社日本サイドのメンバーも楽しみにしていてくれたようです。今までは仕事上のメールや電話でのコミュニケーションがメインでやっと逢えるということでしたので尚更でしょうね。

 

 山陰地方で暮らしていると日常で外国人と接する機会がないのでしょうがないですが、最初はお互いにかなり緊張していたようです。しかし受け入れメンバーの準備が素晴らしく、ホテルから会社までの送り迎えは毎日違うメンバー、そしてランチもディナーもそれぞれの担当会社、担当部署、担当メンバーに分かれての受け入れで二人も本当に喜んでくれたようでしたし、日に日にお互いの笑顔が増えていましたね。

 

 滞在中、農家さんの訪問でタイミング良く丁度二十世紀なしの交配をする機会に恵まれたり、弊社内で製造自体を体験したり、グループの女性会に参加して講演したりと、お互いにとって本当に刺激のあるいい時間が過ごせたように感じます。

 

 現在この地球には70億人以上が生活していますが、その中でこうやって海外の方々と出会い共に仕事をするということは奇跡に近いことでしょう。しかし奇跡というだけではない「縁」がそこにあるはずです。そして「縁」があるからこそ人生は楽しく、心を豊かにしてくれるのでしょう。グローバリズムという単語を毎日のように聞きますが、実はそんなに難しいことではなく、単に出会いの形でもあるはずです。

 私の経験がすべて正しかったとも素晴らしいとも思いませんが、川口グループの一人でも多くのメンバーに、そういった外国人との出会いを経験して欲しいと切に思います。この地域の他の会社ではなかなか味わえない、これも「唯一無二」であると嬉しいですね。

 そしてそれが素晴らしい「縁」となるかどうかは、彼・彼女達次第です。それでももしその小さなきっかけを与えることが出来たとしたら、私自身心の底から幸せに感じます。

 

 キックオフミーティングの次の日、Rachelさんが鳥取空港から飛び立つ前に、たくさんのメンバーが朝早くから集まってくれました。キックオフミーティング後の飲み会で深夜まで飲んでた二日酔いメンバーも含めて(笑)。

 たった一週間前に初対面だった異国人同士が、名残惜しそうに会話をし写真を撮っている姿に、人と人との出会いの素晴らしさを再認識します。

 この先彼らの未来の中で、例え彼らが川口グループ会社を辞めていたとしても、いつまでも「縁」を大切にお互いに連絡を取り合いながら何年先までも繋がり続けてくれるとしたら、こんなに幸せなことはないですね。

 

 企業にとっても、人生においても、人は最大の財産ですから。グループ関係者皆さん、一週間お疲れさまでした!!

 

Rachel & Hemayet

Thanks for visiting to Tottori last week. I’m grateful for having been able to work with you guys together. Our team members here received an awesome opportunity and experience to have met you. Please have a safe trip and take care of yourselves. I am proud of you guys as well.  See you then.

 

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【2017年度 川口グループ キックオフミーティング】

2017.04.22

 4月21日(金)とりぎん文化会館にて「2017年度 川口グループ キックオフミーティング」を開催致しまし、本年は残念ながらKBC製造部門の一部メンバーが業務の為不参加となりましたが、それでも過去最高となる約170名のグループ社員に参加頂きました。

 

 毎年4月第四金曜日午後13時~行うこのカンパニーイベント、170名のメンバーに会社のそして私の思いや考えを伝える大切な大切なイベントですから、当然テンションも上がります。今年も直前にコンビニで一番高いユンケル飲んでぶつけるべき自分のパワーもしっかり盛り上げ、この会にのぞみます。

 さすがに何度も重ねてきてますので、「緊張」をするという不安はほぼゼロですが、敢えて言えば「しっかり伝えられるだろうか?伝わるだろうか?」という不安はゼロではありません。そしてそれを達成する為に一番大事なことは言葉のテクニックやスライドの完成度ではなく、「伝える気持ちとパワー」だと信じています。

 私のプレゼンはトータル1時半の長丁場ですが、顔をしっかり上げ、相手の目を見、そして気持ちとパワーを持った自分の言葉で相手に話すのではなく相手に思いを伝えること。毎年のことですがこれらを私は一番意識します。よって原稿は持たない、マイクも持たない、両手は自由のままでを基本とし、出来る限り自分が用意したスライドは見ず参加者の目を見ながら話すということを特に意識します。

 

 当日しっかり出来たかどうかは自分ではさっぱり判断出来ませんし、それは参加者が判断することだと思ってます。なので、私は冒頭に必ず毎年言うことがあります。「私のプレゼン中、眠かったら寝て下さい」っと。寝てしまうほどつまらないプレゼンをするのは私の責任ということです。個人的に学生時代は授業中良く寝てましたが・・・。でも面白い授業、講義は必ず起きてました。寝られてしまうって程度の話しか出来ないのは自己責任だと私は思うので、寝ている人を見つけても怒りたいとも思いません(本音)。

 ただ私の中で内緒で嬉しいのは、年々寝てしまう方が少なくなっているのはちょっとガッツポーズですね(笑)。皆さんが思っている以上に寝ている人は見えますからねぇ。

 

 さて我々が行うキックオフミーティングというのは大きく分けて3つの開催理由があります。

 

1.         川口グループ各社 2016年度の方向性・ゴールレビュー

2.         川口グループ各社 2017年度の方向性・ゴールセッティング

3.         川口グループ各社を知る・メンバーを知る・連携を図る・優秀者を称える

 

 そして恒例の表彰式ですが結果は下記のとおりでした。

 

 ■ MVP           本部由衣(リバードコーポレーション・鳥取)

 ■ 新人賞         錦織成二 (リバードコーポレーション・出雲)

 ■ スピーディワーク賞           問屋口麻実(ケイビーシー)

 ■ モラル委員会大賞            石本達矢(リバードコーポレーション・鳥取)

 ■ BEST KAIZEN賞            松本健夫(ケイビーシー)

 ■ チームワーク賞    川口やまとなでしこ会 (KGP女性会)

 

 今年川口グループの2017年度スローガンは「唯一無二」となりました。私の求める「唯一無二」の3つのキーワードは下記のとおりです。

 

① 唯一無二 人財育成

② 唯一無二 製品製造

③ 唯一無二 企業創造

 

① いつも言う通り、私は機械を雇って機械と仕事しているわけではありません。自分らしさと自分しか出来ない志事をしてくれる方を求めてます。個人としてオリジナルティーある人財になりましょう。

② 他社が作れない製品を作りましょう。他社と同じ製品の先には値段競争というレッドオーシャンしかありません。新しい製品、新しいマーケットを作り上げ、ブルーオーシャンでのみ勝負をしましょう。

③ 我々はいつでも唯一無二の企業となりましょう。そこに我々川口グループの企業価値があり、我々が地域に求められる真の企業になるでしょう。

 そして私が伝えたかったのは、例年以上に「社員ファースト」の会社経営を行う事。全ての社員と社員の家族が幸せになれるようにすることが私の今年のゴールです。

 2017年度は私にとって非常に楽しみな要素ばかりです。それほど2016年度は良い人財と良い投資が出来ましたから。本年度は今まで以上にチャレンジし飛躍の年となると確信しています。さあ最高のなかま達と新しいチャプタースタートです。今年も皆で突っ走るだけです!!

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