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【(歴史的極寒 in 関東)というエピソード】

2018.01.25

 ご存知の通り、今日現在日本列島を歴史的寒波が覆っています。

 

 たまたま関東出張中であった私は、運悪くこの極寒に遭遇・・・。しかしマイナス4度という首都圏では48年ぶりという記録的極寒。普通なら不運にもと思うでしょうが、私からしたらこの経験出来たのはちょっと嬉しかったりする部分も少しあるんですけどね。

 

 自分の中での良く出てくるキーワードに、「インパクトある出来事=忘れない思い出」があります。分かりやすく言うと、インパクトのあるエピソードって、数年後にも覚えてますよね?それをいかに自分の周りの人と共有するようにするかというを日々強く意識しています。なるべく人生にはインパクトのある出来事を多くしたいってことです。

 

 例えば、昨晩は天候不順の為飛行機キャンセルだったんで、急遽東京宿泊となり、夜も時間あったんで都内に住む後輩と久しぶりに再会し飲みに行ったんですが、それはそれで偶然から生まれたインパクトのあるエピソードですよね。おまけに翌朝が48年ぶりの寒さだったとかっていうのはある意味嬉しいことと捉えることが出来るってことです。

 

 なぜかというと、5年後10年後に振り返ったりまた彼と会った際に、「あの時は飛行機キャンセルだったし、翌朝マイナス4度だったね~」みたいな会話で盛り上がるし、何よりお互いの記憶と思い出に残り続ける可能性が高いってことです。

 

 前回書いたブログのちゃんこ鍋屋さんでの食事をしたことも同様の考え方なんですが、その時々のタイムリーな話題を共有できるってことは、記憶と思い出にに残りやすいってことです。

 

 それが上に書いた、「インパクトある出来事=忘れない思い出」ってことです。だから誰かと一緒に飲み会したり食事するときも自分が幹事であれば、必ず一風変わったチョイスをするように心がけてます。人ってやっぱりお互いに思い出話をするのが好きですからね。

 

 私は長い間、温暖な南カリフォルニアで暮らしていたから尚更なんでしょうが、あっちは年中それなりに暖かいので(朝晩は寒いけど)、一つ一つの思い出がぼんやりしてることが多いんですよね。要するに四季がはっきりしてないんです。

 日本で暮らしてると、「あれ?前回会った時っておでん屋行ったから冬だったよね?」とか、「あの日って暑くって38度くらい出てたときだよね?」とかって会話が日常にあると思いますが、これが重要なポイントなんですよね。これが四季がある素晴らしさってことと共に、各々の記憶や思い出が確実に残りやすいということです。

 

 実は企業にとっても季節感は本当に大切なことです。寒くなってきたから、このプロジェクトの時期だとか、雪が降ってきたから、去年はこれやってたよとか。日本人にとって季節が業務を思い出させる効果があります。

 

 私が大事にしているのは会社イベントです。これは楽しいとか面倒だとか賛否両論あると思いますが、全く別の角度で一つ大事な要素は「季節感」を感じることが出来るってことです。そうすることによって仕事もプライベートも何かを思い出させてくれたり何かインパクトのある出来事や思い出を作ってくれるということです。

 

 皆さんも何かするときに何かを連動や連携させるようにすると記憶に残りやすく、さらには行動準備がしやすくなるんで意識してみるもの良いかもしれませんよ。もっと言えば、記憶に残したいときは敢えて何らかのインパクトのある出来事や演出とセットにする努力をすれば、効果はアップするはずです。

 

 サプライズ誕生日パーティーをやる意味っていうのは主役に驚いてもらうってことが一番大事でしょうが、それと同じくらい、実は後年になってもエピソードとして語り続けてることも大きな意味があると思いますけどね。普通の誕生日パーティーより、思い出話に登場する頻度って多くないですか?ってことです。

 

 まあ、そんなわけですが、現在25日(木)12時、ここは羽田空港。今朝早くから天候不順でフライト連続欠航ですので、空港で身動き取れずPCを叩きながらこの文章を書いているところです・・・。いったいいつ鳥取に帰れるのやら・・・。

 

 でもこれもまたインパクトのある出来事であったので、良しとしましょうか!!コントロール出来ないことに喜怒哀楽しててもしょうがないし、どうせ同じ状況なら人生ポジティブに考える方が楽しく生きれますからね。

 5年後くらいに、48年ぶりの大寒波の日は羽田空港でブログを書いてたって自分エピソードで懐かしく思い出すことでしょう。

 

 

 

 

 

【現在日本で一番有名なちゃんこ鍋屋さん】

2018.01.21

 先週のことですが、寒さも一層厳しくなり、題名通りのちゃんこ鍋屋さんに行ってきました。

 

 昨年秋よりメディア等を騒がしている文字通り、瞬間風速でいえば現在日本で一番有名なちゃんこ鍋屋さんでしょう(笑)。

 ちなみにここ、冬になると必ず来るんですが、味は本当に旨いんですよね。個人的に鍋が好きで、東京の両国、蔵前などの名店はもちろん、お相撲さんが経営している有名な店もいろいろ行きましたが、この鳥取のちゃんこ屋さんは間違いなくトップレベルに旨いんですよね。

 特につみれが最高!結局のところ鍋料理って食材が同じだとつみれが出汁となり、つみれで味が決まるといっても過言ではないでしょうから。

 

 さてさて実はこちらで食べたのは一つ理由がありまして、それは都内からいらっしゃった方との会食でした。味も大好きなんで旨いのはもちろんですが、東京からいらっしゃった方からすると結構話題というか話のタネになるくらい有名な店なんでっ是非是非行きたいってなことでして(笑)

 

 まあ、結局その話題もはじめだけで、その後は純粋に楽しく美味しく良い時間を過ごすことが出来ました。この方々は私自身もまだ出会って1年ほどなんですが、本当に人間的に気持ちのいい素晴らしい方々でして、大好きなんですよね。

 話していて勉強になるし刺激も貰えるし、何より一人のヒトとして尊敬できる雰囲気を持っているんです。文章では説明できませんが、英語でいうならばChemistryが合うってことでしょう。

 

 こういう方と接することが出来、刺激を受けることが出来るものまた、首都圏の方々と仕事が出来る大きな魅力でもあります。それは同時に私自身はもちろん、企業も成長出来る実感があるからです。企業とは人有りきで、人がいるからこそ大きな成長が出来るものですが、それは社員だけではなく外部の人々によっても大きく成長させてくれます。よく言う「企業は人なり」という言葉はそういう意味もあると私は信じています。

 

 自分自身、今までの人生で沢山の方を触れ合う機会をもらい、その全ての方々と出会った意味があったと信じているからこそ成長出来たと思っています。今回ご一緒した方も、私の人生に大きな影響を与えてくれる方のような雰囲気を感じます。私の勝手な勘違いかもしれませんが・・・(笑)

 

 やっぱり人はどこまでいっても人なんですよね。人がいるから人生も楽しくなりますし、人がいるから成長もさせてくれます。そういう気持ちのいい時間を与えて下さった方々に心から感謝ですし、また明日からの大きな大きな活力となりました。

 

 素晴らしい出会いに乾杯です!!

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【2018年 年頭あいさつ】

2018.01.05

 新年あけましておめでとうございます。

皆様と共に新年を無事迎えることが出来、ただただ感謝を皆様に申し上げます。

 

【2017年を振り返って】

 国内外の政治は一月のアメリカ・トランプ大統領就任に始まり、日本は忖度という言葉の流行った安倍政権と、一瞬の輝きを放った小池都知事旋風から北朝鮮問題。経済は東芝問題から、神戸製鋼・日産などの不正露出というネガティブニュースが中心でした。

 しかし横綱稀勢の里誕生、藤井四段フィーバー、陸上桐生選手の日本人初の9秒台突破を中心に明るいニュースも多々ありました。

 鳥取に目を向けると33年ぶりの大雪に始まり、鳥取市内相撲問題とポケモンGOイベントで締めくくった2017年というところでしょうか。

 

 さて我が川口グループに目を向けましょう。

 

《リバードコーポレーション》 リバードバングラデシュからのジュートロープビジネスが本格的にスタートし、更には自社製造である新型ブドウトレーも発売開始。

 

《ケイビーシー》 前年から続く大量受注の中、全員生産体制にて納期との戦いでした。そして優秀な人財確保との戦いでもある一年でしたので、結果的に利益改善に追われる日々。

 

《リバードペット》 五月に新生リバードペット㈱となりました。各ユーザー様も確実に増え、こちらも出荷に追われる日々でありましたが自社商品比率が増えたことは明るい材料でした。

 

 グループ各社に言えたことですが、とにかく忙しい一年であり、全ての従業員・関係者に対し感謝という言葉しか思いつかないというのが本音です。本当にありがとうございました。

 

【2018年の方向性 / 唯一無二】

 川口グループ2018年の方向性は、昨年のキックオフミーティングで発表した2017年度カンパニースローガン通り「唯一無二」です。

 

〈唯一無二 人財育成〉

 我が社が求める人財は昨年のキックオフミーティングで発表した通り「唯一無二な人財」です。昨年末グループ各社に掲示しました、【川口グループ 求める人財像 – 7項目 KAWAGUCHI STYEL】にあるとおりです。

 

 ① 人間力 <モラル/チームワーク/誠実/気遣い/笑顔>

 ② スピード力 <ハイスピードアクション力>

 ③ ポジティブシンキング力 <ポジティブ思考/行動力/イノベーション>

 ④ 論理的思考力 <ロジカル力/数字計算力>

 ⑤ リーダーシップ力 <指導力/育成力/管理力>

 ⑥ プロフェッショナリズム <プロ意識力/専門的知識力>

 ⑦ 経験値 <仕事経験/人生経験>

 

 大きなポイントとして、川口グループの求める人財像とは「個性」を重視し、7項目全てを兼ね備えている必要はないということです。

 即ち7項目要素を4つ以上持ち合わせていることが望ましい、もしくはそれを目標とするということです。7項目それぞれの要素の高い人財を積極的に採用し、上記要素をより伸ばす育成方針を進めるということです。

 シンプルな表現だと、他人の得意分野は他人に任せ、自分の得意分野のみ伸ばして勝負をするということです。

 

 〈他人にはない自分の強み〉 = 〈個性〉 ⇒ 〈唯一無二 人財〉

 

 これが川口グループの求める人財像です。

 全ての大前提は完璧な人間などいない。自分の強みと個性のみを伸ばそう!という発想です。

 

<唯一無二 企業創り>

 企業も人財同様やはりキーワードは「唯一無二」です。そうオリジナリティーです。

 

〈リバードコーポレーション〉 引き続き農業分野への販売強化です。その中で重要なのはリバードコーポレーション商品開発チームにて付加価値の高いアイデアトレーを作り上げ、弊社工場にて委託製造し販売するということです。

 同時にリバードバングラデシュよりジュート製品強化であり、共に本社中嶋さんマーケティング課を中心とし拡販活動の強化します。

 さらに鳥取・島根ではJA様との関係・販売強化を推進します。ここでポイントとなるのは、中部営業所長櫨さん等、農業販売経験豊かな人財が中心となり販売し、他営業メンバーに対し指導・育成してくことです。

 

〈ケイビーシー〉 人財育成に尽きると感じています。現在ケイビーシーの最大の強みである、プロフェッショナリズム豊かなトップオペレーターを前橋次長・永田課長・澤田課長代理・本部課長代理・松本係長・伊藤係長・吉田係長・山田修係長を中心にこの一年間で何人育成できるかがケイビーシーがこの業界で生き残るための必須条件であるはずです。その為には総務課や他グループ会社と連携強化をし、人財確保が重要でしょう。

 同時に田渕係長率いる生産技術課を中心とした自動化の絶対的推進。機械が出来る部分は自動化し、人間しか出来ない部分をプロ意識の高いオペレーターにて行う。これが出来なければ製造業として世界と戦うことは不可能です。

 ペットフード工場では「唯一無二商品」の開発・製造が重要となります。そしてグループ内で「製造メーカー」を目指すこと。ペットフード製造では18年度中に充填機製品比率を90%以上まであげることが必達目標です。

 

〈リバードペット〉 ペットフード工場充填機商品拡販に尽きます。リバードペットの強みとは本部さんを中心としたペットフード製造部であり、他社にはない充填機という大きな武器を持っています。そして前田真さんを中心としたピッキングセンター。弊社セールスチームが持つPB会社としてのノウハウ・知識と、前述の強みを融合出来れば、リバードペットは日本で最も強いPBメーカーであるはずです。

 そして2018年度の大きな目標は、本格的海外進出です。中国を中心としたアジア地域と、アメリカを中心とした北米地域への本格的な販売推進を行っていきます。

 

〈海外事業部〉 メキシコ工場では一月から本格的生産増強が決まっているため、まずはこの新設ラインを安定させる。そして年内には生産量を今の三倍化目標です。その為には人財確保と育成がメキシコでも最重要ポイントとなります。

 アメリカではリバードペットからの充填機商品を国内販売おこなう予定。

 バングラデシュでは、現在のジュート製品プラス、新たなジュート製品の開発。更に日本との貿易強化し、販路開拓を目指し北米への輸出も考えています。 

 

 これらをどうやって実現していくのか。これは皆さんという「なかま」と一緒と共に進むべき「挑戦」です。たとえ無謀と揶揄されようとも私は前に進んでいきます。ビジネスの未来とは前にしかありませんから。現代ビジネスにおいて、「現状維持は衰退」です。

 最後になりますが、今年一年この言葉を覚えていただければ私は嬉しく思います。アメリカ人女優のカレン・ラム氏の名言です。 

 

「あなたは一年後、今日始めなかったことを後悔しているかもしれない」 

 

 後悔しない一年にする為にも、共に前に進んで行きましょう!