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【第54回 鳥取しゃんしゃん祭り 新法被 傘踊り 出陣】

2018.08.15

 8月14日(火)第54回 鳥取しゃんしゃん祭りが開催され、例年通り弊社も「川口グループ連」として総勢約40名にて参加致しました。


 今年の目玉は、新法被お披露目!!

 

 今年で5年目の参加となり、これを機会にカンパニーカラーであるオレンジにしたいという意見が弊社しゃんしゃん祭り実行委員会よりあがってきた為、思い切って新調しました。

 

 今年の中心メンバーである、瀧村総監督、実行委員会である野田さんや本部さんと共に出来上がった新法被は、想像以上の出来栄えとなり、我々川口グループ連を更に美しくそして煌びやかな雰囲気にしてくれました。

 

 オレンジ法被は、意外と珍しく、夜の鳥取の街並みにどこよりも映えていましたね。本当に美しいの一言です。

 

 私は街頭で応援という形での参加でしたが、今年で5回目。例年以上に皆が揃っていて、目を見張る出来栄えでしたね。さすが、瀧村総監督が初参加の方々も含めて、皆を見事にまとめ上げていました。素晴らしい完成度!!

 

 そして何より、参加者みんな楽しそうに演舞していたのが、私にとっては最高に嬉しいものです。

 

 例年ですが、半年ほど前から総監督を中心に実行委員会を立ち上げ、人数集めをし、練習場を予約し、皆で暑い中練習をし、今年に関して言えば新法被の決定等、当日の2時間半の演舞の為に、長きにわたり綿密に準備活動をおこないます。

 

 そういう姿を知っているだけに、当日の皆の姿は私のとってまぶしく見えますね。笑顔とはしっかり準備したからこそ最高なものになるでしょうから。

 

 毎年ながらこのしゃんしゃん祭り、感動させてもらってます。鳥取に戻ってくる際、小さな力でも故郷鳥取を少しでも盛り上げたいという気持ちでしたが、その私の小さな気持ちに対して、うちのメンバーがそれを体現してくれていることは、まさに感慨無量です。

 皆、自分の時間を削ってこの日の為に、一致団結してくれました。

 

 そういう意味でも今回参加してくれたメンバーは私のとって特別なメンバーですね。本当に皆に感謝です。私はサポーターといういう気持ちでしたが、逆に私の方が皆によって勇気付けられました。

 

 瀧村総監督、そして参加者の皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。そして心から感謝申し上げます。ありがとう!!

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【感動の芸術的贈り物】

2018.08.06

 いきなりの題名ですが、写真をご覧下さい。これはメロンですが、良く見てみるとこのメロンにはメッセージが。

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【KAWAGUCHI GROUP 70th】

 これが刻印(?)されています。正確には記載なのか彫刻なのか分かりませんが。

 

 実はこのメロン、弊社リバードコーポレーション㈱ 中部営業所 営業主任である吉川さんの自作なんです。自作というのは、メロンをスーパーで買ってきて文字を書いたのではありませんよ。彼が種から作ったメロンなんです。ゼロから全て彼の自作でありオリジナルなんです!!

 

 いかがですか?私は貰った瞬間、感動はもちろん衝撃でした。写真でどの程度伝わるか分かりませんが、本当に素晴らしい出来栄えで、まさに芸術的な美しさなんです。

 

 彼がこのメロンを育ててたことを想像すると、その感動もまたひとしおです。既製品にはない手作りの温かみや気持ちがこもっているというのは、こういうことを言うんでしょうね。

 

 正直、当分彼には優しくしないとな~って思ってます(笑)

 

 リバードコーポレーション㈱ 中部営業所がある北栄町は、鳥取県の中でも農業どころであり、営業部隊のトップである櫨次長を中心に地元JA様、農家の方々に対し日々農業サポートしております。

 

 彼らは年末から春に向けて、地元名産の大栄スイカ関係を中心に走り回り、これからの時期は20世紀梨や新甘泉を中心とした、各種梨の為に一日中まさに汗をかきまさに東奔西走しています。当然の如く、頭脳だけではなく当グループで最も体力、精神力が必要となります。

 

 その姿を見るや、毎度のことながら本当に頭が下がる思いです。当然弊社だけではありませんが、この炎天下ですから仕事というか戦いと呼べるほどです。

 

 鳥取県の農業の中心地エリアで、彼らが鳥取県の農業の一部を支えていると自負しています。彼らの日々の奮闘が、鳥取県の生産物とこの大地、そして鳥取県を支えてくれているといっても過言ではないでしょう。

 

 そんな彼と大地の贈り物。経営者をしていて何よりも嬉しい瞬間です。

 

 この写真から10日後、食べ頃となった際に、リバードコーポレーション鳥取のメンバーと食しましたが、本当に甘くて美味い!お世辞ではなく、本当に美味いんです。

 

 同時に他のメンバーも喜んで食べてた姿がまた嬉しかったですね。

 

 彼と彼らとこの地に感謝しつつ、心して一口一口味わったこのメロンは私の人生で一生忘れることの出来ない、甘く美味しい感動的なメロンでした。

 

 幸せってこういうことなんだろうな~っとかみしめながら、全てに感謝しつつ日々精進せねばという気持ちが一層強くなりますね。

 

 糖度計に出ない甘さを堪能致しました。吉川さん、ありがとうございました!!

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【新社屋 新工場 移転計画】

2018.08.01

 8月1日付け、日本海新聞様紙面にて掲載いただきましたが、当グループは新工場設立と同時に、本社機能等を集約し移転するという発表致しました。現時点では2019年年末に移転し操業開始を目標に進めて参ります。

 

 本プロジェクトのコンセプトは大きく分けて3つあります。

 

【1】 各グループ企業と本社機能の集約

 当社は他地方中小企業と同様、長い年月をかけ地道に成長してきた企業です。こういった企業に必ず起きる現象として、少しずつ建屋を増やしたり増築しながら成長しているため、時が経つと各拠点が別の土地に分散され、管理機能が非効率化をしているため、コストパフォーマンスが非常に悪くなりがちです。同時にコミュニケーション不足も慢性的におこってしまいます。当社もまさにこれらの問題を長く抱えていました。

 これらを解消する為、管理コストの削減の為、横ラインのチームワークの強化の為の集約移転でもあります。

 

【2】 フード工場拡張

 現在の当社ペットおやつ需要の高まりの中、増産のための工場拡大となります。この春発売の無添加系新商品が好調であること、そして国内以上に海外でのニーズが高まっているおいて、大きなチャンスが見えたと判断しています。特にアジア各国では、確実に日本製品、Made in Japanが今まで以上に人気となる時代が到来します。

 

 更には人間用食品分野へ本格的に参入します。充填機、レトルトシステムという大きな武器を手に入れ、少しずつノウハウを積み上げてきた今、こちらの部門へ進出可能であるとの判断です。

 これは同時に鳥取県内の食材等を利用し、Made in Tottori製品を県外・国外に出していきたいという構想です。鳥取には鳥取県民が思っている以上に、豊富で素晴らしい素材が山ほどあります。私はこの素材で十分勝負が出来ると自信を持っており、これらを生かしたものを作り上げていきたいと考えております。

 

【3】 FSSC22000取得

 FSSC22000とは、Food Safety System Certification(食品安全管理システム)のことで、消費者に安全な食品を提供するための国際規格です。簡単に表記すると下記のとおりです。

 

ISO 22000  ・・ISO 9001(マネジメント)+HACCP(危害分析)

FSSC 22000・・ISO 22000+一般衛生管理強化項目

 

 日本人からすると信じられないかもしれませんが、日本の食に対する国際認証のレベルは非常に低いものです。しかしながら、ラグビーワールドカップ、そして東京オリンピックを控える中で、これらの必要性はここから一気にあがってくるはずです。また、上記の通りアジアだけではなく、世界各国に輸出を強化する流れですので、これらの認証は必要不可欠となります。

 

 もちろん上記以上に理由は多々ありますが、大きい部分ではこの3つが有る中での今回の移転となります。即ち、これは未来型への先行投資の要素が強い投資と考えています。

 

 お陰様で川口グループは本年70周年を迎え、国内メンバーも200名以上を抱えるまでになりました。全ての仲間の安定的雇用、安定的経営の為、前に進まなければ、我々はこの地方都市で必ず衰退を迎えてしまうでしょう。

 鳥取だけではなく、今後日本は大きく人口が減っていくわけです。これはイコールとして国内マーケットが縮小され、既存のビジネスは同じことをしていると企業は確実にシュリンクするということです。

 要するに同じことをやっていると、会社は確実に将来シュリンクするということです。

 

 当グループにとって大きな挑戦になりますが、2018年度スローガン「ベストチャレンジ ベストスピード ベストバリュ―」を体現していきたいと思っております。

 大きな挑戦のなりますが、仲間の笑顔の為に、仲間と一丸となって望んでいきたいと思っておりますので、引き続きのご愛顧のほど何卒宜しくお願い致します。

 

 川口大輔