CEO blog

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【INTERZOO 2024 in ドイツ】

2024.05.15

 5月8日からドイツ・ニュルンベルクに出張してきました。目的の一つに「INTERZOO 2024」視察という、2年に一度の世界最大ペット展示会への参加でした。2020年はコロナパンデミックで直前に開催中止、2022年は私のスケジュール上の問題で不参加ということで、今回じつに6年ぶりの参加となりました。

 

 世界最大と言いましたが、言葉では表現できないくらい広大な展示会です。連日朝スタートから夕方クローズまで、ひたすら歩き続け3日間でやっと95%見れたかなという印象です。

 

 ヨーロッパはこの業界で間違いなく世界最先端を進んでおり、日本はもとよりアメリカをもしのぐ程、ペットに対して先進的な考え方が浸透しています。そのヨーロッパの中で、私の印象ではドイツとイギリスは世界でもトップでしょう。

 

 例えばフード分野で言えば、オーガニックフード(有機食品)の概念は、人間向けと同レベルまで迫っている、もしくは超えているものまであるようです。そもそもヨーロッパはオーガニックフードがものすごく身近になってきており、日本でいう無添加食品に近い感覚で、食で体がつくられているという当然の論理が多くの方の共通の価値観として浸透しています。

 

 何をどう活かしていくかは、企業秘密の部分なので、ここで多くは語れませんが、世界の最先端を垣間見ることで、非常に大きな気付きと学びのあるINTERZOO視察となりました。

 

 今回の滞在中の視察で、何度も弊社のMissionを思い出しながら会場内を歩いていました。

 

 「愛する家族にいいモノを 地球の仲間にいいコトを」

 

 世界最先端を進むヨーロッパ社会は、まさにこれを体現していることを痛感する展示会でした。これは同時に我々の方向性は正しいことも体感できたという意味でも、非常に有意義な展示会視察となりました。


【2024年度 川口グループ スローガン】

2024.05.15

 前述の 「川口グループ キックオフミーティング 2024年度」 開催内で、本年度のスローガンを発表致しました。

 

【2023年度 川口グループ スローガン】

  RIVERD REPUBLIC

~ すべての生命の理想郷 ~

 

 実はこのフレーズは、我々のビジョンでもあります。ではビジョンとはいったい何を示しているのか。

 

 ビジョンとは、英語で言えば 「where」 の意味を持っており、企業が 「目指すべき未来」 と言われています。要するにどこに向かうのかということを明確に、企業・ブランドの理想像・目指すべき長期的なゴールでもあります。

 

 これは即ち、従業員や関係者に夢や希望を提供し、挑戦する目標に向かって一丸となって取り組むためのインスピレーションを与える、各々の企業にとって非常に重要なものです。

 

 それではその 「RIVERD REPUBLIC ~ すべての生命の理想郷 ~」 とは一体何なのか?これはまた別の機会に詳細説明させていただきますが、大きく伝えると、我々川口グループの各拠点の集合体で、それにより生命の理想郷という世界観の実現化を、この鳥取の地で創り上げることです。

 

 現在、そこに繋がっている我々の拠点の一部は下記のとおりです。

 

【FFC】   フードファクトリー鳥取砂丘 = food factory tottori sakyu

           ペットフード製造拠点 = 生命・食品価値提供

 

【FDS】  フードダイバーシティ鳥取砂丘 food diversity tottori sakyu

           フードダイバーシティ製造拠点 = 生命・多様性食品価値提供

 

【FFD】  フルーツフィールド鳥取砂丘 fruits field tottori sakyu

           フルーツ観光農園 = 生命・農業価値提供

 

【FTK】  フードトラック鳥取砂丘 food truck tottori sakyu

           フード移動販売車 = 生命・移動販売価値提供

 

 これらと、既存の部門をこの方向に繋げながら、また新しい事業化された部門と共に、融合させシナジー効果を生み出すことにより、全ての生命というターゲティングの為に、我々が何が出来るのかを追求し続ける一年にしたく考えています。

 


【2024年度 KGPキックオフミーティング】

2024.04.28

 2024年4月26日、とりぎん文化会館にて 「川口グループ キックオフミーティング2024」 を開催致しました。コロナパンデミック以降、弊社ではリアル会場開催と、MS TEAMSによるリモート開催というハイブリッド開催にて執り行っております。今回は総勢約320人のグループメンバーに参加いただき、大変嬉しく思っています。

 

 今年で10回目を迎える、「キックオフミーティング」ですが、この 「キックオフミーティング」という言葉を聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。

 

 サッカーでは、ボールを蹴りだした瞬間に試合がスタートしますが、その行為を「キックオフ」と呼びます。要するに試合開始の意味合いと 「会議 = ミーティング」 の言葉と組み合わせて、年次スタートやプロジェクトスタートなどの際に行うミーティングを 「キックオフミーティング」 というのです。

 

  企業では日々の業務が単調になってしまう部分があります。しかしこういった 「キックオフイベント」 を行うことにより 「新しい一年のスタートだ!」 っと全従業員の意識を植え付け盛り上げることが出来ます。

 

 さて我々が毎年行う、キックオフミーティングというのは3つの開催意義があります。

 

1. 川口グループ各社 2023年度の方向性・ゴールレビュー

2. 川口グループ各社 2024年度の方向性・ゴールセッティング

3. 川口グループ各社を知る・メンバーを知る・連携を図る・優秀者を称える

 

 そして恒例の表彰式受賞者は下記のメンバーでした。

 

■ MVP 池田貴彦(バッテリーファクトリー)

■ 優秀賞 尾崎優介(バッテリープラント)

■ 優秀賞 田中成典(バッテリープラント)

■ 優秀賞 西條志穂(RMS 東京オフィス)

■ 優秀賞 山根拓也(KMS 中部オフィス)

■ 新人賞 森一(バッテリーファクトリー)

■ スピーディワーク賞 徳田直子 & 山本梨絵(フードファクトリー)

■ モラル委員会大賞 井上雅男(フードファクトリー)

■ BEST KAIZEN賞 丸山嘉大(フードファクトリー)

■ チームワーク賞 大阪オフィス

■ 特別賞 正極加工係(バッテリーファクトリー)

 

 各々例年以上に素晴らしいパフォーマンスで、本当に感謝しかありません。

 

 その中でも本年MVP池田さんは、1年通じで素晴らしい活躍ぶりでした。彼はプロダクションコントロールというハードな業務を担い、非常に優秀というのは勿論ですが、何より素晴らしいのがその人望です。彼を悪く言う方に逢ったことがなく、彼の話題が出ると必ず皆賞賛コメントに終始するほど、彼の人間性は誰から見ても素晴らしい人格者です。

 

 だからこそハードワークにも笑顔で対応出来、そして周りの人からも愛される、まさに理想的なファクトリーマネジャーになりえる素晴らしい人財であると確信しています。

 

 プロダクションコントロールという、まさにファクトリーの扇の要を長きに渡り支えてきた彼であれば、きっと歴代ファクトリーマネジャーの方々にも負けない地位を築くでしょう。

 

 結果的にとなりますが、今年の受賞者は例年より若い方々が目立ったように思います。これは企業として非常に勢いが生まれるという意味でも嬉しいことです。そんな中まだ30代という池田さんのMVP受賞は、彼らがまた新しい川口グループを創り、モノ創りの礎を創り上げてくれる流れとなるでしょう。

 受賞者の方々、本当におめでとうございます!!