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【むつ】

2025.02.28

 現在通っているビジネススクールで出会った友人が暮らしている街、青森県むつ市へ訪問してきました。

 

 仕事も含めて色々な理由での今回むつ訪問でしたが、メイン目的の一つはその友人が建築した家を見ることでした。実は彼は建築家でありデザイナーで、それこそイタリア・ミラノで受賞するほど実績をお持ちの凄い方。

 

 極寒青森の街の中で、彼のコーディネートで何軒もの家々をめぐってもらいました。外観だけではなく住民の方に家の中までも案内いただくということまでしていただきましたが、一軒一軒その素晴らしさに本当に感嘆というか、言葉にならないほどの感動ある時間を過ごすことが出来ました。

 

 彼の家は外観がカッコいいとか、内装が素敵とかというのは勿論で、その本質的な凄さはそれらすべてを超越していること。そして何が素晴らしいかって、家の一つ一つのこだわりに愛が溢れているということ。お住いの方々が口々におっしゃるのが、その愛を感じていて、それを言葉として我々に表現してくれているということ。その言葉というのは、当然ながら彼らの幸福な空間を凝縮して表現してくれていて、その幸せそうなお姿は、もはや不思議な感覚であるといっても過言ではないほど嬉しそうに語っていらっしゃるわけです。当たり前ですが、お住いの方々は彼のお客様であって、別に我々に対してセールスパーソンではないわけです。

 

 その私の友人は、一言で言えば「人間力の塊」な方。これほど溢れる人間力の方は私の人生でもあまり見かけたことが無いほど人間力の塊なんです。これはもはや文章では表現できない、まさにリアルで会ってみないと分からないチカラに溢れている方です。だからこそ、こういった人間味の溢れる家が建築できるんだなっと、衝撃と共に納得してしまう不思議な感覚に陥ります。

 

 そして彼の仕事をする上でのこだわりは、「顧客の想像を超えること」とのこと。

 

 「プロフェッショナリズム」とはまさにこれだと衝撃を覚えました。彼が建築したこういう家で暮らす方は本当に幸せだろうなって心から思えるし、感動する家で暮らせるほど幸せなことはないだろうなって素直にうらやましく思います。感動とは期待値を遥かに超えるギャップであるとか、全く違く角度でやってくるギャップ、即ち「感覚のずれ」から起きていると言われますが、まさにそれを具現化されているそのさまに、ただただ私も感動しました。

 

 日本本州最北端に近い地で、青森の友人から大きな「感動」を貰いました。出会いとご縁に感謝ですね。そしていつの日か、彼の建てた家で暮らしてみたいという、私の新たな夢がうまれた、最高な幸福と感動を貰えた今回のむつトリップでした!