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【ストックホルムでの不思議なインスピレーション】

2024.05.20

 ドイツ出張の週末に時間が取れたので、少し足を延ばして北欧ストックホルムを訪れました。

 

 ストックホルムセントラルステーションから出発し一日街中を歩き回りましたが、スマートウォッチ歩数では約30,000歩。人生最高だったのかも・・・っと思うほど朝から晩まで歩きましたが、私の乏しい語彙力では伝わらないほど美しい街並み。歴史的な重みを含めてこれほどまでの建築物が地球上に存在するのと、まさに息をのむほどに感動的な景色の連続。街の景観というカテゴリーでは、人生トップレベルと言えるくらいとにかく美しい街並みと建築物でしたね。

 街の中心部から歩いていける距離に、以前から行ってみたかったスウェーデンの伝説的ミュージシャンであるABBAの記念館と、その近くにかの有名なヴァーサ号博物館があり、そこを目指します。歩いてと言っても徒歩で約1時間半ほど。往復で3時間なので、バスや路面電車も検討しましたが、まあヨーロッパはどこもオーバーツーリズムでとんでもない人人人・・・。乗り物はどこも日本の電車に近いほどの満員。街の人々の多さは日本の東京や京都より凄いかもしれませんって程でした。

 そこを歩いているときに偶然見かけたのが、下記写真のカフェなのかレストランみたいな建物。

 

 何か妙に引き込まれて、一回写真を撮ってその場を後にしましたが、また戻ってきて写真を撮り、その後ABBAミュージアムや転覆船ミュージアムを見た後、どうしても気になってまた歩いて戻ってきて、また建物周りをグルグル回って写真撮影。

 元々スケルトン系の建物が好きだっていうのもありますが、この建屋は壁も天井もスケルトン。太陽というか全ての自然を取り込んでいるそのさまが、芸術的な街並みの中でひと際輝いて見え、私の気持ちを掴んで離れないほどで、何か不思議な感情と感動に駆られました。

 

 正直普通と言えば普通なんですが、やはりストックホルムという地での美しい自然との調和だからでしょうか。芸術的なセンスが乏しい私が、久しぶりに芸術的だと感じる瞬間で、何とも言えない不思議な感覚に陥り、何とも言えないインスピレーションを感じました。

 

 写真のとおり普通のカフェレストランだからこそなのでしょうか。今までの人生で見た建築物の中でも、忘れられないインパクトが残りました。

 

 ホテルに向かう帰り道で、あのカフェレストランのことばかり考えながら歩き、気が付くと既に薄暗くなっていました。ちなみにこの下の写真はかなり暗く見えますが、まだ薄暗いというかぼんやりした夜の入り口で、時間は既に夜22時。白夜の街、北欧を感じる瞬間でした。