【東南アジア出張】
2017.06.14先日東南アジア出張行ってきました。海外出張なんてハプニングが起きることが普通なんですが、今回もまたまたハプニング連発出張でした。
まずは弊社拠点のあるバングラデシュ入り。しかしバンコクからの乗り継ぎ便が遅れ首都ダッカ空港に入ったのは夜中の2時前。そこから入国審査があり結局ホテルに入ったのは3時過ぎ(涙)。一泊分勿体なかったくらいの気持ちでしたが、とりあえずシャワー浴びて就寝。
3時間ほど寝て、朝8時から弊社現地スタッフのヘマヨットとバングラデシュから輸入をしているジュートロープの品質管理担当の面接。彼も田舎から深夜バスに8時間乗ってわざわざ来てくれたというので、朝の紅茶を飲みながらの面接。
ちなみに面接と関係ないですが、バングラディシュというのはインドの影響が強かったからか、非常に紅茶が旨い。別の言い方をするとイギリスの影響ということとなるがほんと旨いです。よってというか、コーヒーは正直飲めたものじゃない・・・。やはりインド界隈は紅茶文化である。
そんな面接から始まったバングラデシュ3日間滞在を終え、空港でヘマヨットと別れてタイ・バンコクへ移動。フライト移動なのでたかだか2時間半ほど。中国やアメリカなら短い国内移動みたいな移動時間です。
タイではいくつかの貿易製造会社との取引商談がメインでしたが、たまたま直前に入った情報で私の滞在中に東南アジア最大級のフードフェア(食品見本市)があるということで、急遽参加。
正直想像以上の巨大展示会でした。朝から8時間滞在してましたが、結局見切れなかったのが本当に心残りでしたね。それくらい広大なスペースでの展示会で見ごたえもたっぷり。
日本のFoodexに近い感じなので、当然各国のパビリオンがあるんですが、一番の盛況は断トツで我が日本エリア。人の数がまさにあふれんばかりで日本食文化の大人気を象徴されてましたね。日本人として誇らしい瞬間の一つです。
さてそんな展示会も終了して、公共機関に乗りついて帰国フライトの為、バンコク空港に向かいます。っが、それだけの巨大展示会に数万人が集結しているということは、バンコク名物超渋滞・・・。っていうより、バスが来ない、駅まで辿り着けない、タクシーが捕まらない、シャトルバスにすら乗れない・・・。ちなみにタクシーは2時間待ちとのこと。ここでの展示会は毎回どうなっているのか・・・。やばい、フライト時間まであと4時間ほど。空港までここから1時間は最低かかる。
1時間ほどタクシー待ちしたが、これは2時間待っても難しそうな現実に気付き、取り敢えず現地のタイ人が飛び乗っているトラムみたいな乗り物に私も飛び乗る。まずはその展示場を離れることが先決ということだ。
周りのタイ人と話をするが、彼らもどこに行くのかわかっていないらしい(笑)。ただしこれに乗っても当然大渋滞で1時間ほど乗った時点でやっと大通りに出たが、たいして移動出来ていない。
ここで大半のタイ人たちがトラムから飛び降り大通りを歩きだした。渋滞でこれ以上動かないと判断したんだろう。半分高速道路みたいなところだか、私も一緒に飛び降りる。一人行動だから身軽に動けて良かった。自慢じゃないが、私は東南アジアで現地人と一緒に暮らせるバイタリティーはあると自負している。そんな私の直感でこのまま乗っていたら、確実に帰りのフライトに乗れないと判断。
そこまでは皆協力し合っていたが、そこからはタクシーゲット争奪戦、まさに弱肉強食(笑)。我こそが前に割り込んでタクシーを捕まえるというルール無用の競争。私もスーツケース引っ張り、より優位な位置取りに移動。
そんな中、奇跡が起きた。渋滞の中、一台のタクシーの後部座席に乗るお客さんが財布を取り出すしぐさをしている。私は道路に入り込み、その車を徹底マーク。きた!やはり降りる準備だったのだ。その客と入れ替わるように、無事に乗車。運転手が、私の行動に称賛しつつ値段交渉してくる。東南アジアだと交渉決裂して、すぐ下車することも良くあるが、そんなことは言ってられない状況。運転手にチップ払うから出来るだけ早く空港まで飛ばしてくれと伝え発信。
無事フライト間に合った。運転手と握手し別れ、無事にチェックイン。帰路につきました。いつもながら東南アジアではいろいろハプニングもあるし大変なんですが、それはそれで面白いんですよね。刺激があるというか。エネルギーも半端ないですしね。こちらの消費エネルギーも半端ないですが・・・。お陰様で、機内で爆睡出来ました・・・ZZZzzz。